幕府の飛脚は江戸→京都492kmを3〜4日で走った|今の郵便法の日数とほぼ同じ

日本史の地図のショート動画(2026-10-26 公開)の解説・出典は 2026-10-26 に確認

幕府の飛脚は江戸→京都492kmを3〜4日で走った|今の郵便法の日数とほぼ同じ(動画の最初の画面)

答え

江戸から京都までは約492km。ふつうに歩くと2週間ほどかかる道のりを、江戸幕府の継飛脚は3〜4日で走りました。宿場ごとに飛脚を置き、公用の手紙を入れた御用箱を次の宿場へリレーする仕組みで、幕府はその見返りに宿場に米(継飛脚給米)を与えています。ほかに大名飛脚や民間の町飛脚もありました。飛脚は明治になっても手紙と小荷物を運びましたが、1871年(明治4年)に郵便制度が官営になると荷物だけになり、明治5年に飛脚業者は陸運元会社を設立します。では今、手紙は何日で届くのか。郵便法(第70条)は、差し出した日から4日以内(休日は算入しない)に届けることを定めています。江戸の飛脚の3〜4日と、ほぼ同じ日数です。

動画で見る(YouTube・約1分)

動画

動画で言ったことと、その根拠

動画の一文ごとに、確かめた資料の原文の該当箇所を引用しています。

江戸から京都まで

根拠:「江戸から京都までは約492km」(飛脚は東海道を何日くらいかかったの?)

約492キロ

根拠:「江戸から京都までは約492km」(飛脚は東海道を何日くらいかかったの?)

ふつうに歩くと、2週間ほど

根拠:「普通、歩くと2週間ほどかかりますが」(飛脚は東海道を何日くらいかかったの?)

わずか3日から4日で走った

根拠:「飛脚はわずか3〜4日で走ったのです」(飛脚は東海道を何日くらいかかったの?)

江戸時代の飛脚

根拠:「江戸時代、今の郵便や電話の役目をしていたのが飛脚です」(飛脚は東海道を何日くらいかかったの?)

幕府は東海道の宿場ごとに飛脚を置いた

根拠:「幕府は、各宿場に飛脚を置いて、公用の手紙や荷物をリレーしながら目的地まで届けました」(飛脚は東海道を何日くらいかかったの?)

仕組みはリレー

根拠:「リレーしながら目的地まで届けました」(飛脚は東海道を何日くらいかかったの?)

一日に走る距離は、およそ120キロから160キロ

根拠:「江戸から京都までは約492km、普通、歩くと2週間ほどかかりますが、飛脚はわずか3〜4日で走ったのです」(飛脚は東海道を何日くらいかかったの?)

手紙を入れた御用箱を、次の宿場の飛脚へ

根拠:「通信業務とは幕府の公用の文書を入れた御用箱を輸送することです。そのために各宿に置かれたのが幕府公用の継飛脚で」(飛脚は東海道を何日くらいかかったの?)

これが継飛脚

根拠:「各宿に置かれたのが幕府公用の継飛脚で」(飛脚は東海道を何日くらいかかったの?)

幕府は宿場に米を与えた

根拠:「その代価として幕府は宿に継飛脚給米を与えました」(飛脚は東海道を何日くらいかかったの?)

宿場の仕事は3つ。馬と人の手配、旅人の宿、そして通信

根拠:「宿場には、人馬の継立、旅人の宿泊、通信業務という3大任務がありました」(飛脚は東海道を何日くらいかかったの?)

大名の大名飛脚や、民間の町飛脚があった

根拠:「このほか諸大名の大名飛脚や民間の町飛脚がありました」(飛脚は東海道を何日くらいかかったの?)

明治になっても、手紙と小荷物を運び続けた

根拠:「明治になっても続き、手紙・小荷物の輸送を続けていましたが」(飛脚は東海道を何日くらいかかったの?)

1871年、明治4年

根拠:「明治4年(1871)に郵便制度が官営になったことで」(飛脚は東海道を何日くらいかかったの?)

官営になると、飛脚が運べるのは荷物だけになった

根拠:「郵便制度が官営になったことで、貨物の輸送だけとなったため」(飛脚は東海道を何日くらいかかったの?)

明治5年、飛脚の業者たちは集まって、陸運元会社を作った

根拠:「明治5年、飛脚業者は結束して陸運元会社を設立しました」(飛脚は東海道を何日くらいかかったの?)

郵便法の決まりでは、差し出した日から4日以内

根拠:「差し出された日から四日(国民の祝日に関する法律(昭和二十三年法律第百七十八号)に規定する休日その他総務省令で定める日の日数は、算入しない。)以内」(egov-yubinho)

休日は数えない

根拠:「休日その他総務省令で定める日の日数は、算入しない」(egov-yubinho)

江戸の飛脚の3日から4日

根拠:「飛脚はわずか3〜4日で走ったのです」(飛脚は東海道を何日くらいかかったの?)

今の法律に書かれている

根拠:「に送達することが定められていること」(egov-yubinho)

出典

画像・音声の出典

錦絵:広重「東海道五拾三次 平塚・繩手道」国立国会図書館デジタルコレクション(https://dl.ndl.go.jp/pid/1309895 、保護期間満了)

衛星画像:NASA Blue Marble(NASA GIBS)/地形:ASTER GDEM(NASA/METI、NASA GIBS)/地図データ:Natural Earth/絵:Twemoji(CC BY 4.0)。道筋・宿場・線の位置はおおよそです(東海道の道筋は主な宿場を結んだもので、実際の道のりとは違います)。「1日に120〜160km」は492kmを3〜4日で割った目安です

VOICEVOX:青山龍星

効果音:効果音ラボ

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