戊辰戦争に負けた会津藩はその後どこへ(斗南藩)

答え
1868年、会津藩主の松平容保は会津若松の城で新政府軍に降伏し、23万石の会津藩は廃藩となりました。翌1869年、生後5か月の長男・容大に家名の再興が許されましたが、与えられたのは3万石。新しい領地は本州の北の端、青森の下北半島でした。1870年に藩名は「斗南」と決まり、旧会津藩士とその家族およそ2,800戸・1万7,300人余りが、陸路と、新潟から海路で大湊に上陸する道で移り住みました(むつ市「斗南藩ゆかりの史跡」)。藩庁は田名部の円通寺に置かれ、会津の人たちは陸奥湾を猪苗代湖に、釜臥山を磐梯山に見立てて「斗南磐梯」と呼んだと伝わります。やせた土地と厳しい冬のあと、1871年の廃藩置県で斗南県となり、同じ年に弘前県に合県。多くの藩士がこの地を去りました。容保はのちに日光東照宮の宮司となり、むつ市と会津若松市は1984年(昭和59年)から姉妹都市です。
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動画で言ったことと、その根拠
動画の一文ごとに、確かめた資料の原文の該当箇所を引用しています。
1868年、藩主の松平容保は会津若松の城で降伏した
根拠:「1868 会津藩主松平容保、若松城開城降伏。」(mutsu-pamph)
降伏した
根拠:「会津で謹慎したが、新政府軍に攻められ降伏」(松平容保|近代日本人の肖像 | 国立国会図書館)
会津藩の大きさは、米の量で表して23万石
根拠:「会津藩は、表高 23 万石を誇り」(mutsu-pamph)
藩は取りつぶされた
根拠:「汚名を着せられ廃藩となりました」(mutsu-pamph)
翌年、生まれて5か月の長男、容大に家の再興が許される
根拠:「1869 容保の長男・容大誕生。…新政府、当時生後5ヶ月の容大に特旨を以て家名を再興させ、」(mutsu-pamph)
与えられたのは3万石
根拠:「3万石を下賜。」(mutsu-pamph)
23万石から、およそ8分の1になった
根拠:「会津藩 23 万石からわずか 3 万石に」(mutsu-pamph)
本州の北の端、青森の下北半島だ
根拠:「新領地を治めることになった…北奥の斗南藩領へ新天地を開く苦難の陸」(mutsu-pamph)
1870年、藩の名は斗南と決まり
根拠:「1870 藩名を「斗南」と決定。」(mutsu-pamph)
会津の武士と家族が移っていった
根拠:「旧会津藩士とその家族、新天地斗南へ移住。」(mutsu-pamph)
陸を歩いた人もいれば
根拠:「苦難の陸」(mutsu-pamph)
新潟から船で日本海を回り大湊に上陸した人もいた
根拠:「明治3年、新潟から海路をたどって藩士達が上陸…した地のひとつが大湊大平浦(現大湊新町)です。」(mutsu-pamph)
およそ2800戸、17300人あまり
根拠:「2800…17300…余りが移住していますが」(mutsu-pamph)
のちに田名部の円通寺というお寺に置かれた
根拠:「藩庁が置かれた円通寺」(mutsu-pamph)
のちに田名部の円通寺
根拠:「当初藩庁が置かれた五戸へ到着、仮寓し、田名部へ藩」(mutsu-pamph)
田名部の円通寺
根拠:「明治4年2月 18 日に田名部の地に入りました。藩庁の仮館となっ」(mutsu-pamph)
猪苗代湖と磐梯山を、目の前の陸奥湾と釜臥山に重ね、斗南磐梯と呼んだと伝わる
根拠:「南磐梯とよんで墳墓の地を偲び…故郷会津の磐梯山に見立て、斗…陸奥湾を猪苗代湖に、釜臥山を」(mutsu-pamph)
土地はやせ
根拠:「やせた土地での苦労」(mutsu-pamph)
冬には餓死や凍死で亡くなる人が続いたと
根拠:「冬に入る…と餓死や凍死、栄養失調などで…死者が続出しました。」(mutsu-pamph)
1871年、廃藩置県で斗南県になり
根拠:「1871 容大公、田名部に到着。…廃藩置県が行われ、斗南県と改称。」(mutsu-pamph)
同じ年に弘前県にまとめられた
根拠:「斗南、七戸、八戸、黒石、館の五県を弘前県に合県。」(mutsu-pamph)
名前がついてからおよそ1年で消え
根拠:「1870 藩名を「斗南」と決定。…1871 容大公、田名部に到着。…廃藩置県が行われ、斗南県と改称。」(mutsu-pamph)
多くの武士がこの地を去った
根拠:「多くの藩士が斗南を去りまし」(mutsu-pamph)
父の容保はその後、日光東照宮の宮司になった
根拠:「明治13(1880)年日光東照宮宮司となった」(松平容保|近代日本人の肖像 | 国立国会図書館)
むつ市と会津若松市は姉妹都市
根拠:「姉妹都市…福島県会津若松市…昭和 59 年 9 月 23 日締結」(mutsu-pamph)
出典
- むつ市「斗南藩ゆかりの史跡」(むつ市会津若松市姉妹都市推進連絡協議会、令和4年8月一部改訂)https://www.city.mutsu.lg.jp/government/katsudou/shimaitoshi/files/tonamihann-pannhuretto.pdf
- 国立国会図書館「近代日本人の肖像」松平容保 https://www.ndl.go.jp/portrait/datas/334 (2026年10月24日に確認)
画像・音声の出典
肖像:出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」 (https://www.ndl.go.jp/portrait/)
衛星画像:NASA Blue Marble(NASA GIBS)/地形:ASTER GDEM(NASA/METI、NASA GIBS)/地図データ:Natural Earth。印・線の位置はおおよそ(線は移った先と向きを示すもので、実際の道のりではありません)。家系図は主な人だけです
VOICEVOX:青山龍星
効果音:効果音ラボ